本日は、月に一度の駅前ホテル
フロント・ミーティングでした。

新年を迎えて、駅前ホテルでも
初めてのミーティング。
昨年の大震災は私達に
たくさんのことを気づかせてくれました。
そこで、改めて
「教会の石積み」の話をしました。

ある時、旅人が石を積んでいる職人A、B、Cに出会いました。
旅人が「何をしているんですか?」と一人ひとりに質問したところ、
職人Aは「見ればわかるだろう、石を積んでいるんだ」と答え、
職人Bは「私達は教会を造っています」と答えました。
そして最後の職人Cはこう答えました。
「人々の心を癒やすための空間を作っているのです」と。
同じ行為でもそのとらえ方は様々です。
では、この中でどの職人が、
自分の仕事にやりがいを持ち、
質の高い仕事をしているでしょう。
それは、紛れもなく Cです。

この「石を積む」に似た行動は、
私たちの生活の中にもたくさんあります。
身近な例でいえば、毎日の夕飯づくり。
「夕飯をつくっている」というレベルか、
「家族の栄養バランスを支えている」というレベルか、
それとも「家族がずっと幸せに過ごせるように
健康を支えている」といったレベルか、
その捉え方次第で、夕飯づくりに対して
湧き出るエネルギーの大きさに
違いが出てきます。

私たちフロントの仕事についても同様です。
スタッフのみなさんには、自らの仕事の意味を
もう一度、考えてもらいたいと思います。

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ミーティングは、3階の中国料理「黄鶴楼」の
お座敷をお借りしました。
畳が新しくなってとても気持よかったです。

2024年11月
 
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