復興支援の提言をするため、
会津に事業所を構えた
世界的コンサルタント会社のアクセンチュアさんが、
会津塗のスマートフォンカバーを制作しました。
デザインには、割れたり欠けたりした焼きものを
漆で接着し、繕った部分に金を装飾していく技法
「金継ぎ」を採用しました。
この技法を使ったところは、
以前にも増して強くなると言われます。
被災した地域の良さをつなぎ合わせ、
もっと強いものにしていこうという思いが
込められているのでしょう。
まず、アクセンチユアさんの日本国内の
社員約5000人を対象に販売し、
その後、世界に広がる約23万人の
社員に向けて売り出されるそうです。
この事業が順調に進めば
会津漆塗り職人の就労状況の安定と
雇用拡大も期待できそうです。
トピックは、地元のテレビ局にも取り上げられ
友人でもあるアクセンチュアの
中村彰二朗センター長は
「単に物を売るのではなく、
手仕事の魅力やコンセプトも伝えたい」と
熱く語っておりました。
番組を見て、感動しました。
会津人の一人として
大いに期待しております。