「会津の三泣き」という言葉を聞いたことがありますか?
もともと東京からの転勤族が使い出した表現のようです。
東京から赴任してきて
会津の寒さと会津人の取っつきにくさにまず、泣く。
ところが慣れてくるにしたがい人情の厚さを知ってうれしさに泣く。
やがて、本社から呼び戻された時が来てその去りがたさに泣く。
会津は周囲が山に囲まれた盆地で
夏は蒸し暑く、冬は暗く寒い。
一年の半分近くが冬とも言える。
会津では春物の衣類が売れないのだ。
そして、人間は頑固ですから
泣かされた方もいらっしゃったのでしょう。
そんな環境の中、仲良くなるには、
時間がかかることもあったのでしょう。
しかし、いったん気持ちが
通じ合うととことん付き合う。
実は、頑固さと同じくらい
暖かくて優しい気持ちも
持ち合わせているのです。
それが会津人の気質というものです。
さあ、今回の旅で会津人<会津っぽ>の気質に
触れあってみてはいかがでしょう。
余談ですが、
先日、某政府系金融機関を
退職された方と話をしました。
その金融機関は、全国に
支店網を張り巡らせております。
でも、山口県(長州)出身の方は
会津には、転勤にならないように
配慮されていたそうです。(失笑)