今年も焼き物の里・会津美里町の
「会津本郷せと市」が
8月7日(日)午前4時から正午まで開かれます。
こんな早くから開かれる
陶器市は他には知りません。
夜も明けやらぬうちから
懐中電灯片手に掘り出し物を
探す人で賑わいます。
せと市は、明治の初期、窯元の弟子たちが、
一年間のはねものを道路に筵を敷いて安値で
販売し小遣いや帰省費用にしたのが始まりです。
伝統を誇る会津の夏の風物詩の1つなのです。
約1キロの通りには、地元の窯元をはじめ、
県内外の焼き物卸商など110件のテント張りの出店が
軒を並べ活気にあふれます。
動画でどうぞ >>>
ホテルには、このせと市目当てで
他県からお泊りになる方がたくさんいらっしいます。
早朝からロビーでは、出発前で賑わうことでしょう。
こんなとき、大人ならどう考え
どう、振る舞うのだろうか。
「本物の大人」になりたいあなたに捧げる!!
このキャツチフレーズにひかれ
…買ってしまった一冊。
著者は、伝説的な女優、故・夏目雅子の
旦那であった作家・伊集院静氏。
人が社会を知る、学ぶ上での
いくつかの条件の1つは、
「理不尽がまかり通るのは世の中だ」
ということを早いうちから身体に
叩き込むことが必要だと説く。
「なんて、理不尽な!!」
最近何度となく使っていたような
言葉でもあった。
~読み始めの本文より~
力を持つ者が手の上に白い玉を載せて
「これは黒だよね?」と訊く。
誰が見ても白い玉を見て「はい、それは、黒ですね」と
返答しなくてはならぬ時が人生にはいくどとなく訪れる。
我慢して応え、それで済むならそうするのが世間でもある。
その時、そんな理不尽な…などと言ってはならない。
なったものを受け入れて 世の中には、理不尽はある
これを機にこちらも改革して立ち向かおうと
すぐに対処できるどうかは、
その人たちが理不尽を知っているかどうかが、
決め手になるのだ。
なんて、勇気を授けていただける言葉ではないか。