日曜日は、2年ぶりに友人たちと
山形県の山寺に行ってきました。
俳人・松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と
詠んで有名になった立石寺です。
芭蕉が訪れたのは、7月12日らしい。
サクランボの季節を迎えると
どうも気持ちは山形の方に向かいます。
昨年初めて、登山用品を一式揃え、
登山に挑戦しました。
トレッキングシューズも慣れないうちに使ったので
靴ずれに苦しめられました。
この夏、二度磐梯登山を予定しております。
そこでこの山寺の1015段の石段を登る時には、
靴慣れするためにもトレッキングシューズに履き替えて、
奥の院を目指したのです。
今回で4回目ですが、
正直、回数を重ねるごとに楽になってくるように感じます。
不思議なものです。
五大堂からの眺めは、何度見てもイイものです。
この景色があるから苦しくても
登れるんですよね。
石段を登る前に昼食を取りました。
お決まりの 山寺「風雅の里」の馳走舎です。
私が注文したものは、『芋煮汁セット』でした。
美味しく、サービスも良くて非常に満足でした。
芋煮は最上川舟運の盛んだった当時、
船頭たちの退屈しのぎのひとつとして
始まったと言われます。
ちなみに会津の芋煮は里芋、大根、人参、
白コンニャク、ネギ、ナメコ、豚肉が基本です。
味噌と醤油を半分くらい入れて作ります。
この山形芋煮では、醤油で味つけをし
肉は豚ではなく牛肉を使うそうです。
山形は米沢牛の産地だからね。
本堂の前には、なぜか?布袋様がいる。
自分の身体の悪いところを
さすってあげると、治るそうです。
友人たち、一生懸命さすっていた。
ワシが悪いところをさすり始めたら
30分はかかるかな(笑)
久しぶりの山寺。
懐かしさとともに、
芭蕉が歩んだ、奥の細道を旅したくなった。
次は、やはり松島か?