実家に顔を出すと、
ほとんど、いつも母がピアノの練習をしている。
いつも弾いている曲は、
ベートヴェンのピアノソナタ 『月光』だ。
少女時代にピアノを習っていたらしい。
祖母が他界して
介護から解放されて、再開したのだ。
週に一度、ピアノ教室に通っている。
最初、聴いた時よりは、
かなりうまくなっていると思う。
(調子に乗るので、本人には言わないけど)
母はよく教えてくれないのだが、
近々、市内の文化センターで
発表会があるらしい。
先生に何度か出場しなさいと勧められたようだが、
恥ずかしがり屋の母は、
なかなか、『うん』と言わなかった。
でも何となく、様子でわかる。
今回は出てみようと思っているみたい。
でも、ぬいぐるみくらいの花束を持って
応援に行ってやるからと言っても
いつなのだかも教えてくれないのだ。
話は変わるのだが、
鬼束ちひろの『月光』、
これもかなりイイ曲ですよね。
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