ロウソクやキャンドルの炎を眺めていると
気持ちが落ち着くのはなぜでしょう?
炎の揺らぎは、私たちを安心させ、
あたたかな気持ちにさせてくれます。
ロウソクは、目に見えないわずかな空気の動きを
炎に感じとることができます。
揺らぐ光、炎がつくりだす光と影。
その神秘性がロウソクの魅力なのかも知れません。
下の画像は『電子キャンドル』というものです。
オフホワイトの上品な質感をもったボディーの先端から、
淡いオレンジ色の光が、ほっ、と灯っております。
この光は、まるでロウソクの炎のように
やわらかく揺らぎを繰り返します。
この光は、瞬時に繰り返すLEDの
点滅によってつくられております。
実際のロウソクの炎のゆらぎをいったん数値化し、
組み立てられたアルゴリズムを
このキャンドル内部のCPUでコントロールし
LEDの光に反映させています。(風にも反応します)
そこで、私考えました。
会津の伝統工芸品・『会津絵ろうそく』 のように
このキャンドルにも職人さんに絵を描いてもらおう。
お客様にはホテル客室で
会津絵ろうそくの揺らぐ炎を体験していただこう。
これですと火事の心配もありませんし。。
その後、絵ろうそくの職人さんに
お願いしに行ったら
プラスチックのようなものには
絵を描けないって、触ると絵が消えてしまうと
お断りされちゃいました。
「んーん。何か良い方法はないだろうか・・・」
工業試験所の方、見ていたらご一報を!
常連で会津通のお客様に
最近の喜多方の観光を
スポットを教えていただきました。
地元に住んでいながらも
知らないことがこんなにもあって驚きました。
お客様のコースを一部ですが、
実際に歩いてみました。
まずは、喜多方の定番ともいえるラーメン店へ。
もともと製麺所だったところが
始めたラーメン店「「游泉」(ゆうせん) です。
お通しに自家製寄せ豆腐が出てきます。
佇まいがそう言われると、
製麺所のような気もしてきます。
自家製寄せ豆腐です。塩をかけても美味しい。
¥150で別に注文もできます。
お肉も厚く、シコシコした ちじれ麺。
地元のお客様でにぎわっておりました。
なかなかの美味でした。
大盛りでも普通盛りでも同じ¥500です。
この辺りが製麺所の発想です。素晴らしい!!
その次に訪れたところは、
ほまれ酒造の1300坪の日本庭園「雲嶺庵」、
試飲の出来る直売所もありました。
店内の一面がガラス張り、
内装には白木をふんだんに使い
落ち着ける雰囲気になっています。
カウンターの壁の上部には
社長の奥様が1年と半年かけて
作ったステンドグラスがはめられております。
会津の四季折々が描かれております。
それから、すごく気になっていた
「楽篆工房」(らくてんこうぼう)に行きました。
実は、先日の連休に友人を誘って
喜多方郊外にある
ふるさと懐石「志ぐれ亭」に行きました。
そこの女将さんにも勧められていたのです。
これは、もお、行かねばならないでしょ。
楽篆家の高橋政巳さんが、漢字のルーツを
哲学的に教えてくださいます。
お店に入ってノートに自分の名前を
書くと無料で古代文字を書いてくださいます。
↑「孝人」と書いてあります。
すごく良い話を聞くこともできました。
迷ったら、名前の漢字の意味の通りに
生きると幸せになるとのこと。
私の「孝人」の「孝」は
子が親を背負っている姿を表しています。
つまり迷ったら自分の名前の通りに
「親を大切にする。先祖を大切にする」
生き方を選ぶと間違いないそうです。
中国の思想家「孔子」は
なぜ、あれほど重用されたかと言うと
この漢字の哲学的意味を
知っていたからだというのです。
それを説いていたにすぎません。
皆さんも、迷ったら
自分の名前の通りに生きましょう。
同行した友人「健一」さん、
「金儲け〈仕事)よりも健康を第一にする」と
確信してました。
フロントスタッフから設備関係の
メインテナンスを担当するようになった
山田君に、中町ホテルのビリヤード台の
ラッシャーの張替えをお願いしました。
業者に依頼しますと遠方から出張してきて
数日にわたる作業になるので費用も馬鹿になりません。
そこで、山田君に1台失敗しても
いいから挑戦してみてくれと課題を出したら、
こんなに綺麗に仕上げてくれました。
材料はインターネットで探して取り寄せたようです。
ホテル旅館は、装置産業です。
年季が入ってきますと小さなことでも、
あちこちに支障が出てきます。
お客様にご不便をお掛けするわけには行きませんので
すぐに直さねばなりません。
しかし、このような不況になりますと
コストに関しても気を回さなくてはいけません。
簡単に業者に依頼ばかりをしておりますと
あっという間に利益が吹っ飛んでしまいます。
自分達で出来ることは
出来るだけ自分達で出来るようにしたいものです。
永年この業界に身を置いてますと
いかに小まめに修理ができるか
このことが、老舗ホテル間の競争力の
優劣につながるような気がします。
事務所の私の本棚には、こんな本も置いてあります。
中経出版の「経費節減の目の付け所1181項目」です。
これは実務的ですぐにでも
使えるものばかりで大変参考になります。
皆さんも本屋さんで見かけましたら
パラパラとめくってみてください。
ここで1つ紹介させていただきます。
*202は、器具備品費の購入について書いてありました。
中古品は定価の2割以下で購入できます。
事業の縮小や倒産会社から出された
品質の良い中古品が大量に出回っております。
厨房器具なんてすごくいいみたい。
リサイクルに対する社会の認識も高くなり、
中古品市場は業者の多数参入もあって
品揃えも豊富になっています。
上場企業も増えておりますね。
中古品はモノによって性能や耐用年数が違うので
一概には言えませんがリスクを勘案して
定価の2割程度で購入すると
大きなコスト削減になりそうです。
サービス業である以上、お客様に提供するものは、
中古品というわけにはゆきませんが、
お客様へのサービスとは直接関係しない分は
徹底的にコストを削減して
その分をお客様に還元しなくてはいけません。
そういうメリハリが大切かと思います。
柳津町にあります友人のホテル、
花ホテル「滝のや」さんが
主催する勉強会に出席しました。
講師はサイバーダイン社の
経営企画部長の安永好宏氏です。
サイバーダイン社は、装着することにより
福祉・介護における身体機能に
障害のあるへの自立動作支援、
工場での重作業支援、
災害現場でのレスキュー活動をアシストする
ロボットスーツを開発する会社です。
時折、テレビでも取り上げられるので
お分かりの方もいらっしゃると思います。
安永氏とは前職時代からの友人です。
外資系の大企業の重要なポディションから
サイバー社の理念に共感して転職しました。
私よりも10歳も年下です。
波乱万丈の人生を歩んできた彼は、
その体験してきた苦労などを
感じさせないような温和な性格で
お話も面白く、そして、頭の良い方です。
久しぶりにお会いしてとても嬉しかったです。
講演会には、ロボットスーツを
持ってきていただき、
実演もしていただきました。
考えていたよりもコンパクトでカッコいいです。
この会社は、兵器利用には関与しないとか
技術を国内に留め、
世界に冠たる産業に育成したいとか
非常にしっかりした理念を
持っているようです。
歴代首相の小泉さん、安部さん、麻生さんと
このロボットスーツ「HAL」を見学しています。
しかし、見学するとすぐに首相が代わってしまう
ジンクスがあるそうです。
つい先日、鳩山さんも見学したそうなので
首相交代も近いかも・・・・
また、こちらの社員が
「HAL」を装着すると子供ができるという
面白いジンクスもあるそうです。
ま。まさか・・ロボットスーツが
子作りのための動作を
支援するわけではないと思いますが。(汗)
余談ですが、
「サイバーダイン社」って
聞いたことのある方は、いますか?
はい、そうです。映画「ターミネーター」で
シュワちゃん演じるアンドロイドを開発した会社です。
なるほど!!こういうシャレが
わかるような会社だからこそ、
これからが有望なのだと思います。
ホテルの常連のお客様が、金曜日の晩から
この連休にかけて中町ホテルにお泊まりでした。
土曜日は、二人でブランチを食べに
近くの喫茶・会津一番館に行きました。
お昼近く、会津一番館からホテルに帰る途中、
野口英世青春広場の前を通ると
当ホテルの宿泊プランでお世話になっている
漆作家の白岩有美さんにバッタリお会いしました。
二人でお店にお邪魔しました。
美味しいコーヒーをいただきながら
歓談しておりました。
最後に、自分用のオリジナルペンダントを
作っていただくように頼んじゃいました。
白岩さんは基本、女性のものしか
作っていないのですが、
無理してお願いしちゃいました。
どんなものが出来てくるかな??
メチャ、楽しみです。(^o^)/
私共のホテルでは、白岩先生の手ほどきで
漆アクセサリーの絵付・体験ができる
宿泊プランがございます。
詳しくは、こちらをご覧下さい。