喜多方郊外の親戚の家に行ってきた。
田園の中にある大きなお屋敷。
林に囲まれた広大なお庭もあって、
涼しい風が木々の間から吹いてくる。
にんべんに『木』と書いて
『休み』という漢字が作られるように
人は木々に寄り添ってこそ
休むことが出来るのだろう。
そういえば、森を英語で書くとForest(フォレスト)
これは、For Rest つまり、休息の意味。
人間にとって、木は重要な存在なのだ。
面白いものを見せてあげると、
お庭に案内してもらった。
な、なんと、
フクロウの仲間のみみずく4匹が
先月からこの屋敷にやってきて
この桜の木を根城にしているのだ。
すごい、みみずくが自分の家にいるなんて・・・
フクロウとの違いは、猫のような耳があるか
ないかの違いらしい。
親戚の家を森と勘違いして
住みついたのだろうか。面白い。
実家に顔を出すと、
ほとんど、いつも母がピアノの練習をしている。
いつも弾いている曲は、
ベートヴェンのピアノソナタ 『月光』だ。
少女時代にピアノを習っていたらしい。
祖母が他界して
介護から解放されて、再開したのだ。
週に一度、ピアノ教室に通っている。
最初、聴いた時よりは、
かなりうまくなっていると思う。
(調子に乗るので、本人には言わないけど)
母はよく教えてくれないのだが、
近々、市内の文化センターで
発表会があるらしい。
先生に何度か出場しなさいと勧められたようだが、
恥ずかしがり屋の母は、
なかなか、『うん』と言わなかった。
でも何となく、様子でわかる。
今回は出てみようと思っているみたい。
でも、ぬいぐるみくらいの花束を持って
応援に行ってやるからと言っても
いつなのだかも教えてくれないのだ。
話は変わるのだが、
鬼束ちひろの『月光』、
これもかなりイイ曲ですよね。
こちらからどうぞ。 >>>
日帰り温泉『富士の湯』の敷地の一角に
『富士温泉神社』が誕生しました。
本日、日帰り温泉「富士の湯」の遷座式に出席しました。
栃木県那須にあります温泉神社のご神体を
分霊するための儀式が厳かに執り行われました。
お社の後方には、
山頂に金色の雪をかぶる
赤富士山のモニュメントがあります。
ふもとには、富士の樹海を
イメージしているクマザサが広がります。
(ここに足を踏み入れたら2度と帰ってこれませんよ)
右側には、ずらりと等身大の七福神が並んでおります。
神社は、本来みそぎ・清めるところなわけですが、
『みそぎ』という言葉は、身をそぐというところからきています。
身をきれいにするという点でも
温浴施設は、ぴったりじゃないかと思います。
駅前ホテルご宿泊のお客様は
無料にて『富士の湯』をご利用いただけます。
「富士の湯」のHPは、こちら >>>
地元の友人がツィツターで
『桐の花・・今まで気にしてなかったけど、
気にすると目につく』なんて、つぶやいていたけど。
偶然だけど、私も最近そう感じていました。
桐の木って、桐タンスの産地でもある
会津三島町にしかないと思っていたけど
結構、あちこちの民家にあるんだよね。
でも、不思議ですよね。
重力に逆らって天界に向かって
紫色の花を突き出しているんだもん。
あれ、ちょっとした違和感ですよね。
最近は、どうなんだろう。
三島町では、女の子が生まれると桐の木を植え、
お嫁に行く時に、その桐でタンスを作って
一緒に嫁がせました。
桐で作ったタンスは軽量で調湿、
防虫、防火に優れています。
また安らぎをもたらすというフィトンチッドを放ちます。
自分の代わりに大切な子供のそばに
置かせたいという親心に叶う木だと言います。
なんか、そこまで考えると
天上に向かって花を咲かす桐の花にも
何か意味がありそうな気がしてきます。。
福島市にあります「コラッセふくしま」にて、
福島駅西口インキュベートルーム 講演会に参加。
コマツレンタル(株)代表取締役 四家 千佳史氏の
お話を拝聴した。
29歳の時、わずか4人で建設機械レンタル会社を興し
3年で県内一の業界売上を達成。
宮城・新潟・群馬もあっという間に傘下におさめ
東日本を制覇した福島県・郡山が生んだ
若き伝説的ベンチャー経営者の半生。
日経ビジネスやNHKも取り上げた。
経営手法の話というよりは、
経営者のこれからの生き方、1つの選択肢について
お話いただいたような気がする。
暗に、「鶏口となるも牛後となるなかれ」と
(3月に他界した岳父も好きな言葉だった)
教えられてきたような中で
かって時代の寵児ともなった
若きベンチャー創業者がこれから建設機械の
大手メーカー・コマツの関連会社の一社長として生きてゆく。
世界には、30のコマツの関連会社があるが、
彼はその中では断トツの若さを誇る。
これからは、コマツという大舞台の中で
自分の新しい夢を追い求めてゆくのだろう。
勇気を授けてくれたお話に感謝します。