あっ、今月 『文芸春秋』を
買うのを忘れていた。
連休で、忙しかったからな・・・・
文芸春秋といえば、
帝国ホテルの広告が秀逸です。
毎回、サービスのレベルの高さを
あらわした『キャッチ・コピー』が紹介されています。
『ゴミは、もう一泊します』
お客様が捨てた
屑箱のゴミはすぐに処分しないで
1日館内においてから外に出すそうです。
だから、屑箱に捨ててしまった
あのメモ紙をもう一度みたい。といった
お客様の要望にも応えられるのです。
『ドアマンのポケットマネーは、一万円』
突然、お客様から両替を頼まれた時に
即座に対応できるようにポケットには
お金をいつも用意しているそうです。
(今度、行かれたらぜひ、試してみてください)
『花嫁の力水』
ホテルで結婚式を挙げる
花嫁さんは化粧に衣装に
挨拶をうけたりと朝からかなり忙しい。
気持ちを落ちつかせていただきたいと
披露宴会場に入る前に
一杯の水が差し出されるそうだ。
↑自宅にあった文芸春秋より。
『一人十色』を察するからこそ、帝国ホテル。
さて、今月号には、どんなコピーが
紹介されているだろうか。
こんな素敵な雑誌が創刊されました。
楽しい旅をしたいための本、『旅ガール』です。
表紙に書かれていますが、
いまどきの女子が興味を抱くのは、
パワースポット、おいしいごはん、プチ湯治、
そしてきれいになる素なんですね。
創刊号は、東北の旅・女優、ミムラさんの松島散歩。
ということで20代~30代の旅をしたい女子たちが、
東北にどのようなものを求めているのか、
知りたくて買ってみました。
女子は単に観光スポットをめぐるだけではなく
何か、イベントや目的を持って旅をしているみたい。
この一皿を食べに行く。
あの逸品が作られている場所に買い物に行く。
寝台列車でゆったりとした時間を過ごす。
ちなみに松島特集では、
次のテーマでまとめられていました。
縁結びコースとなっている赤い3つの橋、(まわる順番がある)
やっぱり立ち寄りたい寺社仏閣、
海の見える高台のカフェでひとやすみ。
いくつになってもはしゃぎたいレトロな水族館。
(はしゃぐのなら、遊覧船でカモメに餌をやるのがヨイです)
肝心な食事については、
牡蠣がゴロっと入った牡蠣カレーパンを
食べながら散歩することを勧めております。
散歩途中の食べ歩きフードですね。
ランチや夕食はしっかり食べたいでしょうから
このように、さくっと食べられるものはイイですよね。
あと、地場の食材をふんだんに使った
リゾートホテルのランチも贅沢ですね。
松島では、10月に『三ツ星冬ランチ』というコンテストが
行われます。各ホテルの料理人が地場の食材を使って
2500円のランチを作るというもので
入賞作品が11月から2月の限定期間で
各ホテルで振舞われるとか。これもイイ企画です。
さすが、日本三景松島~!!
お土産についても、持参する旅グッズについても
なるほど、なるほど。勉強になりました。
たまにこういった雑誌を読みながら
我々、観光業に携わる者は、
最近の女子の趣向も研究して
いかねばと思っております。。。
先日、「売れないプランの重要性」
と題した記事を読んだ。
漠然と考えていた事がこの記事で
スッキリしたような気がする。
自分に確認する意味で少し紹介させてください。
売れないプランは削除すべきだというロジックは
正しいのだが、売れなくても価値があり、
残すべきプランというものもあるのだ。
1.価格が高いプラン
2.強みを打ち出しているプラン
3.新しい顧客層向けプラン
4.検索対策プラン
5.競合対策プラン
価格の高いプランは、当然売れにくいが
幅広い顧客層にアプローチする役割と
主力プランをサポートする役割がある。
自ホテルの強みを打ち出しているプランは、
強みを伝える役割があり、プラン名に強みを
織り込んだ場合は、広告的な価値を生み出す。
新しい顧客層向けプランは、
今は売れなくても今後、新規顧客層を育成する
大儀がある。だからすぐに売れないので
すぐに削除すべきというロジックにはならない。
検索対策は、具体的に観光地や
検索されやすい単語が入っているプランのこと。
SEO上意味のあるプランといえよう。
最後に、競合施設が打ち出しているプランは
自ホテルに積極的に取り入れるべき。
競合に流出するのを防ぐためであり、
売れる、売れないの議論ではない。
これらの考え方は、我々ホテル業に関わらず、
実は、ネットで物を売っていこうとする人にも
役に立つ考え方のような気がする。
参考になれば幸いである。
今宵、クラプトンの「枯葉」を聴いている。。 >>>
月曜日は秋田の師匠を会津に呼んだ。
楽しい懇親会を開くことができた。
二次会からは、師匠エロ全開。
でも所々にすごーくためになる話がちりばめられている。
皆さん、それをくみ取ってくれただろうか。
その師匠から夕方、FAXが届いた。
月刊誌「到知」のコピーである。
「泣けました」と書いてある。
長文だが、ぜひ紹介したい。
「縁を生かす」
その先生が五年生の担任になった時、
服装が不潔でだらしなく、どうしても好きになれない少年がいた。
中間記録に先生は少年の悪いところ
ばかりを記入するようになっていた。
ある時、少年の一年生からの記録が目にとまった。
「おおらかで友達が好きで、人にも親切。
勉強もよくでき、将来が楽しみ」とある。
間違いだ。他の子の記録に違いない。先生はそう思った。
二年生になると、
「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」と書かれていた。
三年生では、
「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りする」
三年生の後半の記録には。
「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる」とあり、
四年生になると
「父は生きる意欲を失い、アルコール依存症となり、子供に暴力をふるう」
先生の胸に激しい痛みが走った。
ダメと決めつけていた子が
突然、深い悲しみを生き抜いている生身の人間として
自分の前に立ち現われた瞬間だった。
放課後。先生は少年に声をかけた。
「先生は夕方まで教室で仕事をしているから、
あなたも勉強をしていかない?わからないところは教えてあげるから」
少年は初めて笑顔を見せた。
それから毎日、少年は教室の自分の机で予習復習を熱心に続けた。
授業で少年が初めて手を挙げた時、
先生に大きな喜びがわきおこった。
少年は自信を持ち始めていた。
クリスマスの午後だった。
少年が小さな包みを先生の胸に押しつけてきた。
あとで開けてみると、香水の瓶だった。
亡くなったお母さんが使っていたものに違いない。
先生はその一滴をつけ、夕暮れに少年の家を訪ねた。
雑然とした部屋で独り本を読んでいた少年は
気がつくと飛んできて
先生の胸に顔をうずめて、叫んだ。
「ああ、お母さんの匂い!きょうはすてきなクリスマスだ」
六年生では先生は少年の担任ではなくなった。
卒業の時。少年から先生に一枚のカードが届いた。
「先生は僕のお母さんのようです。
いままで出会った中で一番すばらしい先生でした」
それから六年。またカードが届いた
「明日は高校の卒業式です。僕は五年生で先生に担当してもらって、
とてもしあわせでした。おかげで奨学金をもらって、
医学部に進学することができます」
10年を経てまたカードがきた。
そこには、先生と出会えたことへの感謝と
父親に叩かれた体験があるから
患者の痛みがわかる医者になると記され、
こう締めくくられている。
「僕はよく五年生の時の先生を思い出します。
あのままダメになってしまう僕を救ってくださった先生を
神様のように感じます。
大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、
五年生の時に担任してくださった先生です」
そして、一年。届いたカードは結婚式の招待状だった。
「母の席に座ってください」 と一行、書き添えてあった。
月刊誌「到知」連載にご登場の鈴木秀子先生の話である。
たった一年間の担任の先生との縁。
その縁に少年は無限の光を見出しそれを拠り所として
それから人生を生きた。ここに少年の素晴らしさがある。
人は誰でも無数の縁の中に生きている。
無数の縁に育まれ、人はその人生を開花させてゆく。
大事なのは、与えられた縁をどう生かすかである。
音楽好きの私は、現在会津若松出身の歌手、:
越尾さくらさんが気になっています。
皆さんもぜひ、応援してください。
先日、市内の「TSUTAYA」に行ったら
専用のコーナーが出来てました。
明日、1stアルバム「COLORFUL」を
一枚買ってきましょう~。
さくらちゃんは、misono,吉川ひなの、
加藤夏樹、RSP,など
新人ながらも多数の著名アーティストとも
共演しているんですよ。
こちらから、お聴き下さい。 >>>
そして、9月3日(金)は、午後6時30分から
アメリカ陸軍軍楽隊(USアーミーバンド)の
ジャズ&ポップスライブが
市内の會津風雅堂で開かれます。
9月3日、中町ホテルにお泊りの方、
ライブはいかがですか?
チケットをフロントにて販売いたしております。
(残りわずか・・・)
軍楽隊は、1941年に米ノースカロライナ州で発足。
第2次世界大戦中は西部太平洋地域で活動し、
終戦後は日本を拠点に活動を続けています。
現在は神奈川県のキャンプ座間を拠点に、
世界各国で演奏活動中。
当日は、ジャズやラテンサルサ、
アメリカンポップスなどを演奏します。
演奏曲は「イン・ザ・ムード」「バードランド」
「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」などを予定。
チケットは大人2500円(当日3000円)、
大学生以下2000円(同2500円)
旅は、予想外の展開が面白いというもの。
パワフルなビックバンドの音楽をお楽しみ下さい!!