コラムニスト・泉麻人さんの文庫本
『新中年手帳』は、私のバイブルだ(笑)
シャツの裾の自然な出し方や
短パン・キャップの着こなしなど、
些細ながらも重要な
中年の嗜みを指南しています。
たとえば、こんな風に
アドバイスしてます。
キャツプ(帽子)を反対側にして
かぶると渋谷の若者ぽっくなる。
しかし、いきなりヒサシを
後ろにもってくるのは恥ずかしい。
ゆっくりと日数を費やして、
時計の針のように少しずつヒサシを
前から後ろ側に移していこう。
この時に、メッシュ素材のものは選ばない。
メッシュのもので反対かぶりをやると
釣り堀屋のオヤジになってしまう。
耳の溝に赤鉛筆を挟むと
まるで競馬場の予想屋のオヤジだ。
これで短パンの足元に
健康サンダルなど合わせてしまうと。
すべてが台無しである。
といいつつも、
趣味の山登りでは、キャツプ(帽子)を
被る必要性にかられます。抵抗も薄れてきました。
加えて、私、熱烈なリーガエスパニョーラ
(スペインリーグ)のファンでもありまして、
ここは思い切って、こんなキャツプを
ネットから注文してしまいました。。。
中年のあがきかもしれない・・・・
今まで、何度も通り過ぎていた
南会津町のCAFE JI*MAMA (ジーママ)に
初めて入りました。
話には聞いていましたが、
確かに雰囲気のいいカフェです。
陰影礼讃、照明の使い方がうまい。
BGMは、ボサノバの吉田慶子さんでした。
じわじわとしみ込んでくる歌声ですねえ。
少し暑かったので
大好きなアイス抹茶オーレを注文しました。
いつも飲み慣れているドトールのものとは
さすがに違う感じがしましたけど、
かなり気に入りました。
アルマイトの給食用の皿が
コースターになっていたのもポイント高しです。
名前の由来は、
田島町の真ん中3文字の
「じまま」を取ったようです。
沖縄ではわがままという意味もあるそうです。
こんなに小さな町でも
こんなに素敵なカフェがあるのは、
とてもうれしいものです。
次回の尾瀬トレッキングの
帰りにも寄ることにします。
日曜日は、一人で尾瀬のシンボル、
北海道・東北最高峰の燧ヶ岳(ひうちがたけ)に
登山に行ってきました。
朝4時に起床。
5時前に若松を車でスタート。
7時には、尾瀬登山の玄関口
「御池駐車場」に到着してました。
その駐車場の奥の登山口から
約3時間ほどかけて
燧ヶ岳の山頂に到着しました。
幸い、晴天にも恵まれ
眼下には、尾瀬沼があり、
視線を右に向けますと
広大な尾瀬ヶ原が広がっています。
尾瀬ヶ原を挟んで、燧ヶ岳に
対峙するかのように
同じ日本百名山の至仏山が鎮座しています。
奇跡的に富士山を見た人もいるとか。
御池から同じ位の時間にスタートして
抜いたり、抜かれたりを繰り返していた
一人の女性と親しくなりました。
埼玉県在住の彼女は、5年ほど前から
登山を始めて、ほとんど休みという休みは
山を登っているそうです。
日本百名山では、すでに
五十数山に登っているそうです。
帰りは、来た道をそのまま
戻るつもりだったのですが、
彼女は、反対側の尾瀬沼に降りて
沼周辺を少し散策してから
バスを使って御池に向かうと言ったので、
少し距離は長くなりますが、
私もご一緒させていただきました。
道中、いろいろ山の話を
教えていただいて
大変勉強になりました。
また、どこかで
お会いすることがあるでしょうか。
MIZUHO銀行・会津支店の取引先を
対象とした講演会と懇親会に出てきました。
私が会津で最も注目されていると思う、
お二人の経営者の方と初めてお話をさせていただいた。
お二人には、ある共通した感覚を感じた。
1人の方には「事業を手広く展開されてますね」
と言ったところ
「手広くは自慢にはならない、
堅実かどうかが大切なんだ」と表情も変えずに
淡々とお答えになった。
お二人とは和気あいあいという感じではなかったけど。
なんか、またお会いして
お話をさせていただきたいと思いました。
憧れや尊敬する経営者の方と
何かの席上でお会いして、
お話をする機会に恵まれても、
表面的なさし障りのない話に
終始するのがほとんどなので、
こういった話は、
記憶に残って、勉強になります。