私は、腕時計が大好きで
自動巻きのものを3個ほど持っている。
先日、その中のの1つ、
10年近く使っている腕時計のねじが巻けなくなった。
どうやら、ねじが切れてしまったようだ。
しばらく、メインテナンスにもしていなかったので
2回目のオーバーホールに出しました。
1週間後、時計屋さんから電話があり
サファイア・ガラスにも少し、傷がある。
今のところ、日常の使用には差し支えないが、
今回直しておいた方が次回の修理の際に
手間代が節約できるとの話。
(つまり、今回は部品代だけで済む)
オーバーホール、そしてこの修理代を聞いたところ
考えていた料金の3倍近くの提示。・・・がーん!!
でも、でも、でも。
オーバーホールに出すと
新品のような状態で帰ってくる。
あの感動には、どうにも勝てなくて
清水の舞台から飛び降りるつもりで
修理をお願いしました。(汗)(汗)
それが、先日、戻ってきました!
やっぱり、きれいになって帰ってきました。
ヨーロッパのことわざに、
「古い靴ほど、ワックスがたくさんいる」
というのがあるそうです。
靴は履きこんで古くなればなるほどに、手入れが必要。
ところが、日本人の一般的な気質ですと、
新しい時はマメに手入れして、古くなるにしたがいほったらかしなる
自家用車などは、新車を購入したての頃は、
毎日でも洗車をしそうな勢いですが、
何年か経って、サビが見える頃になると
ロクに手入れをしなくなる、という人が多いような気がします。
「新しくない」と「汚い」という言葉は
同じように使われやすいですが、
本質は、まったく違うものです。
新しくないものでも、きっちり手入れをすれば
かなり、昔の輝きを取り戻してくれるに違いありません。
これからの時代は、次から次へと新しいものに
乗り換えるのではなく、昔のものを大切に
使い続けてゆく時代なのかもしれない。
余談、買えないし、
一生の憧れですが、こんな時計もあります。
オーデマ・ピゲ、ロイアルオークシリーズです。
(憧れのままで良いと思うのだけど)