21 Apr 10

お昼にちょっと時間が出来たので
若松で最初に咲くといわれる
県立博物館の横の桜を見て来ました。

咲き始めと聞いたのですが、
十分見応えのある咲きっぷりです。
これは、ほとんど満開状態でしょう。

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長野県 高遠町から贈られた
タカトオコヒガンザクラ。
ソメイヨシノより少し小ぶりで
薄紅色の花を咲かせます。

一昨年、長野県・高遠町(現・伊那市)を訪れました。
古くから【天下第一の桜】と称される
高遠城址公園を散策しました。

その時は、非常に残念なことに
桜の開花の1週間くらい前だったと思います。
1500本の桜が咲き始めたら、
山一面が薄紅色に染め抜かれるのでしょう。
一度でいいから満開の高遠桜を見てみたいです。

この県立博物館の桜を見ると
なぜか、司馬遼太郎の
著作【王城の護衛者】を思い出す。

会津松平家というのは、
ほんのかりそめの恋から出発している。
・・・・・・・
・・・・・・・

会津藩祖 保科正之は
二代将軍徳川秀忠の第九子にて
高遠藩保科氏の養子に入り
城主を経て寛永20年(1643年)
会津藩主となり、名君と謳われました。

そのご縁が年月を過ぎて
この桜を会津にもたらしました。

余談ですが、
桜の古木を守るというのは、
根を守るということみたいですね。
桜の幹の周りの地面を
コンクリートで固めているところを
見たことがあります。
桜の木は、根のはり具合が
浅いという話を聞いたことがある。
傷めやすいのだろう。
やっぱり根は大切なんだよなあ。

2010年4月
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