30 Apr 10

小さな種を蒔いてゆこう。

支配人の個人日記

普段はほとんど、タクシーを利用しない。
でも、お客様をご案内する時に、
本当にたまにではあるが、
タクシーを使うことがある。

そんな時、缶コーヒー代くらいのチップを
ドライバーさんに渡すようにしている。
作家の池波正太郎さんの話を聞いたからだ。

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池波さんの話によると
チップをもらったドライバーは気分良くなり
次の乗客に丁寧にサービスをする。
その乗客も気持ちの良い
車内の時間を過ごすことができる。
タクシーを降りた後、訪れた先の人に
心地よい気分の余韻が伝わるかもしれない。
すると、相手もまた気分がよくなり・・・

自分の撒いたほんの小さな種が
ほのかな幸せになって連鎖してゆく。
社会に何かしらの影響を及ぼしてゆく。
これが重要なのだと言う。

本日は、友人の小さな旅館で
恒例の講演会が行われる。
タイトルは、「あなたが頑張る地域おこし!」

コーディネータ: 二瓶 貴靖 氏
          (NPO法人 教育雇用・研究機構 柳津町在住) 

パネラー: 佐藤 宗太 氏
       (エス企画代表 会津坂下町在住)
       原  重範 氏
       (株式会社会津地域創造支援センター 喜多方市在住)
       山口 尚志 氏
       (株式会社フロントライン 西会津町在住)

コーディネータもパネラー3人も
まだ、若干20代の若者だ。
これからの会津を背負ってゆく世代だ。
どんな話が飛び出すか、とても楽しみ。
この会津に小さな種を蒔いてくれることを
期待しております。

28 Apr 10

風吹かば吹け 波立たば立て!

支配人の個人日記

今日は、団体のご宿泊のお問い合わせがあり
先方の会社まで 打ち合わせに行ってまいりました。

最近は、ネットからの集客ばかりに力を入れて
パソコンとにらめっこばかりだったので
久しぶりの営業には、力が入ります。
名刺入れをスーツの内ポケットに
しのばせる感覚も懐かしい。

私、外に行く時くらいしか
名刺入れを持参しません。
ホテルに私を訪ねてくる人には、
人数を聞いてその分の名刺を
手に持ってお会いしている。

久しぶりに名刺入れに触って
忘れていたものに気がついた。

私の名刺入れには、口が3つあり
一番大きな口には、私の名刺が入っている。
一番手前の口には、その時お会いして
いただいた名刺を入れておく。

そして、真ん中の口には、
大切な、私の宝物のような名刺が
2枚だけ入れてある。

一枚は、星野リゾートの
代表取締役・星野佳路さんの名刺。
もう一枚は、作家の中谷彰宏さんの名刺。
もう何年もこの名刺入れに入っているので
名刺は黄ばんで色あせている。
私にとっては、お守りのような名刺だ。

このお二人には、お会いした後に
お礼のお手紙をお送りしました。
これほどに熱いメッセージは
書いたことがない。
生涯最高のラブレターだと思う。

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『 船路には 風吹かば吹け 波立たば立て』

27 Apr 10

サクラ漫遊記。其の3の巻。

支配人の個人日記

最後の桜の名所は、高速道路に乗って北上。
二本松に向かいました。
目的地は桜の名所100選にも選ばれている
『霞が城公園』の桜です。

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嗚呼~!!二本松少年隊よ!
漢学の素養があれば、一文読むのだが。
浅学非才を嘆く。

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二本松の菊人形展では、何度も足を運んだ城跡。
天にも届きそうな山の頂に
本丸、そして立派な石垣の天守閣跡があるなんて
知らなかった。。。

すごーく高くて、見晴らしがイイ。!!!
眼下には、やさしい風に吹かれて
桜の大河が流れている。
天上に満月もぽっかりと浮かんでいる。
振り返ってみれば、
安達太良山がうっすらと雪化粧を残して
美しい稜線を見せている。
こ、こんな素敵なところがあったのか。

私の目には、にこにこしながら
天使がくるくると踊っているのが見えた。

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「郡山観光交通」さんが選定した
県内の枝垂れ桜花番付で
東の大関に認定されている
合戦場の桜を見落としてしまった。
近くにあったのに・・・・

それだけが後悔だ・・・ でも。

ワインは樽の中で熟成を続ける。
美味しくなる頃には、少し量が減るのだが、
それを神様の取り分だという。
そんな話を聞くと
少し残したところもいい様な気がしてくる。

27 Apr 10

サクラ漫遊記。其の2の巻。

支配人の個人日記

ランチを食べた後は、
三春の町に降りてきました。
旧城下町は、昔の風情を残しつつも
歩道や街並みが整備され
すごーく良い雰囲気です。

三春町には、約10,000本の桜の木があり、
そのうち約2,000本が滝桜と同じシダレザクラです。
特に旧城下町の寺社や武家屋敷跡に
大きなシダレザクラがあります。
回りきれないくらい、桜の名所が点在します。
小さな城下町は、桜の町でもあります。

残念ながら、車を降りて、
町をゆっくり散策する時間はありません。
街中を車で軽く流した後、
小山の中腹にある福聚寺に向かいました。
こちらのお寺は、芥川賞作家でもある
玄有 宗久さんが住職を務めるお寺です。
このお寺の桜も見事です。

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玄侑宗久さんの原作・『アブラクサスの祭』が
映画になりました。撮影も無事に終わり
2010年秋、全国ロードショー。
スネオヘアーさんが初主演。
ウツの坊さんがロックをやる話だそうです。

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土塀に沿って、ソメイヨシノが並びます。

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本堂の側面にある紅しだれ桜です。
あれ?、以前観た時とは少し印象が違います。
後ろの林を伐採してしまったようです。
桜の後ろには、竹林が続き
サワサワと音がしていたのに・・・

↓以前の画像を探してきました。
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次に少し趣向を変えて、
三春駒・三春張子の本当の発祥地
高柴デコ屋敷まで足を伸ばしました。
友人がすごーく、行きたかったところです。

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以前ホテルの常連のお客様を
お連れしたことがあるのですが、
この集落の一番奥に『道六館』という
秘宝館みたいのがあります。相当卑猥だそうです。(^_^;)
その時、彼はそれを観たかったようなのですが
恥ずかしくて、私に言えなかったみたいです。
今度は、私が皆さんに言えませんでした。

26 Apr 10

サクラ漫遊記。其の1の巻。

支配人の個人日記

日曜日は、友人たちと
三春の滝桜を観てきました。
朝7時、マイカーで若松をスタート。
40分後、三春・船引インターチェンジ出口では、
1キロ位前から 既に大渋滞で
長蛇の列が出来ていた。

思わず、やる気を失いそうになる。
1時間くらい待ってようやく料金所を通過する。
先が思いやられるなあ。と覚悟していたら
その先の信号機を抜けたらスムーズに走りだした。
料金の先の信号機が渋滞の原因だったのだ。
車中、渋滞学の権威、
東大教授の西成活裕さんの話を披歴する。
ちなみに渋滞には心理学的なことも影響している。
高速道路が混んでいたら追い越し車線を行くよりも
一番左側の走行車線を走っていたほうが速いことが
統計学的にも証明されているらしい。
新潮選書で『渋滞学』という本も上梓されました。
興味のある方は、読んでみてください。

木曜日には春の椿事、
大雪が降って滝桜に雪が積もった。
でも、この日曜日は雲ひとつない晴天となりました。

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満開です。滝桜を何度も見ていますが、
これほどもベストな状況は初めてです。

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こちらは、3日前の雪の降った日の『滝桜』
友人が画像を送ってくれました。かなりレアです。

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その次は、郡山市にあります
「郡山観光交通」さんが選定した
県内の枝垂れ桜花番付で
東の大関に選ばれる『上石不動桜』を
観に行きました。

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枝が傘状に広がっております。
樹齢は、350年くらいだそうです。
桜の下に不動明王を祀っているので
不動桜と呼ばれております。
東の横綱は『滝桜』ですが、
西の横綱は滝桜の娘といわれる『地蔵桜』 
こちらは以前観ていたのパスしました。

ランチは、近くにあります
三春花ハーブガーデンのバイキングでした。
地元の食材にこだわった、おいしいお料理です。
思わず、食べ過ぎちゃいます。

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なぜ?『三春』というか、知ってますか?
桃と梅と桜の花が一緒に咲くから
『三春』というのです。

お気に入りの洋楽は、
アッシヤーの 『more』です。
車中でもBGMに流しておりました。カッコいい!!
こちらから、どうぞ  >>>

この後は、明日に続く!!

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